動画はアナと雪の女王など大ヒットアニメの生み出す製作者ジョン ラセターとその現場の映像です。

 

新作 ベイマックスでは主人公ロボットは「ケアロボット」であるという設定です。

 

ロボットといえばどんな印象でしょうか?

機械、無機質、普通はそういう印象だと思いますが「ケアするロボット」という発想が入るとその印象は変わります。

 

またキャラクターの姿は→ペンギン➕赤ちゃんから想定したという事です。

「ケアする存在」がエヴァンゲリオンみたいだったら怖いですよね。そこで可愛いイメージのあるものにイメージしてキャラクターデザインしています。

 

そして顔、クリエイターは日本の神社に行った時に見た「鈴」が顔に見えて鈴から顔を造形したという話しています。そしてそれらのキャラクターがどんな格好でどんな背景にいるのか?を描く。

 

動画を見るうちに無機質な機械がどんどん愛らしい存在に変わっていくのを感じるが出来ますね。

 

これらの手法をNLPではリフレーミング「枠組み、フレームを変える技法」と呼んでいます。

 

アニメに限らずハリウッドの映画業界ではNLPをはじめ様々な心理学が積極的に用いられ世界中で大ヒットを飛ばしています。

 

また逆に映画技法を積極的にNLPのイメージセラピーに用いるセラピストもいます。

アメリカのワークショップトレーニングでリチャードバンドラー率いるチームのイメージ誘導を受けた時もトランジション(映像転換)を用いるなど実に映画的でした。

 

NLP はビジネスやコーチング、メンタルトレーニング、コミュニケーショントレーニングとして広まったので科学的評価を受けない事があるのですが、元々は家族療 法のMRIやシステムアプローチの様な学術的なセラピー研究や有名なグレゴリーベイトソンらと交流を持って生み出された学究的な背景のある技法です。精神 科医ミルトン エリクソンの研究書であるバンドラー著「ミルトン エリクソンの催眠テクニック」にもNLPの学術的側面を見る事が出来ます。

 

また各研究団体でまた、リサーチやケースカンファレンスもはじまっています。

 

 


優れた映画手法は、結果としてNLPになっている事がほとんどです。そして作られた一流の映像が世界に感動と共感を呼び、ヒットする事を世界一のハリウッドの映画関係者はよく知っています。